テキスト ボックス: 平成22年度埼玉県内科医会総会での会長挨拶

「今後2年間新執行部の発足にあたりご挨拶と今年の抱負を述べさせて頂きます。

役員人事について:
松本郷副会長が今年度から秩父市医師会選出の推薦理事に変わりました。
これは松本先生が多くの役職を兼務されており多忙過ぎるためと、学会記念誌が発行できるめどがついたことにより交代となりました。
後任の広報担当副会長には与野医師会の石川康宏先生を推薦いたします。約4年前から現在の埼玉県内科医会のホームページ制作をお一人で引受けて頂いてきた先生であり、今後のホームページの一段の拡大かつ充実させていくうえでふさわしい先生であります。また今年度は各種学術研究会の広報活動をネット上のみでなく,即効性も兼ね備えたニュースレターの発行など多くの広報活動の部門を担当していただくことになります。会長指名理事も交代。過去のお骨折りに感謝いたします。
 顧問委嘱について:昨年の第23回日本臨床内科医学会にアドバイザリースタッフとしてご指導頂いた埼玉医科大学病院長の片山茂裕教授と自治医大さいたま医療センター長の川上正舒教授を新たに顧問にお願い致しました。今後多方面にわたってご指導を頂けるものと期待致しております。

今年度の目標:
 昨年は日本臨床内科医学会開催という大きな目標のもと、全会員が一致団結し、輝かしい成功裡に終了したことによって埼玉県内科医会の存在が県内外に広く認識されました。今年はそのような大きな目標はありませんので、例年の活動を漫然と消化していくだけでは新たな発展は期待できず尻つぼみの危険性すら考えられます。どうしても大きな目標をたて、活発に行動して新規会員増を図っていく必要があり、今年度は以下の2本柱を目標とします。

1)学術講演会活動をさらに活発化すること。そのための具体的な活動項目を新規に計画しております。 この目標達成にむけてまず埼玉県内科医会の特色を鮮明に打ち出す。学術講演会も内科医会単独企画の開催。保険医療問題の専門家などの講演会も独自の企画のもとに開催。会員のニーズにあった講演会を開催する為に学術活動費を積極的に活用する。

2)会員増に最大の努力する。ことに勤務医の先生がたに強く入会を働きかける。来年4月の日臨内役員の任期交代には今年12月初めの会員数によって決まります。そのため12月までに会員数860名以上に増やすことを目標にします。その目標達成のため、病院勤務医の県内科医会費を減額します。
県内の病院部会との交流をはかり、相互の一層の理解と協力関係を進めていきたい。

総会では時間の関係で説明が不足してしまいましたので以上のように補足させていただきます。                                
大島誠一