周期性四肢麻痺と鑑別を要する四肢麻痺
Guillain-Barré症候群
弛緩性麻痺(遠位筋優位)
腱反射低下
先行感染あり
髄液蛋白細胞解離
末梢神経伝導検査で異常
横断性脊髄炎
脊髄分節に一致した感覚障害と膀胱直腸障害を伴う
自己免疫疾患の関与のある場合もある
髄液蛋白・細胞増加
脊髄MRIで病巣を確認
筋炎・ミオパチー
弛緩性麻痺(近位筋優位)
筋原性酵素上昇
筋電図・筋生検で診断可能
脳幹梗塞
高血圧・糖尿病・高脂血症・不整脈の既往
急性発症の意識障害・脳神経麻痺
脳MRIで病巣を確認
多発性硬化症
視神経炎の合併
眼球運動障害・失調
脳MRIで脱髄巣を確認
髄液オリゴクローナルバンド陽性
急性散在性脳脊髄炎
発熱・意識障害を伴う四肢麻痺
髄液蛋白・細胞増加
脳・脊髄MRIで病巣を確認