第1回埼玉県内科医会県主催市民公開講座 『生活習慣病』

 

日時:平成18年3月25日。

場所:さいたま市浦和区、県民健康センター大ホール

テ―マ:生活習慣病

講師:ピーター、フランクル氏(大道芸人。数学者)「健康で楽しい人生を送るコツ」

   メインゲスト:埼玉医大川越医療センター腎.高血圧内科 御手洗 哲也教授

          「生活習慣病としての高血圧.慢性腎疾患」

当日の来賓挨拶:さいたま市長 相川宗一氏

来場者総数:382名。

講演会次第:

主催者側を代表して会長の大島誠一が公開講座の趣旨を述べたあと、来賓の相川さいたま市長が、さいたま市を巡る現在の医療をめぐる問題について明快に巧みな話術でお話頂いた。

第1部のピータさんのお話は、人生、結果ばかり求めないで、人生はそこに至るまでの過程を大事にしないといけないと。11カ国の言葉をあやつるといわれてますが、日本語も堪能で随所に日本の諺や熟語を駆使し、お得意のジャグジー演技を披露しながら聴衆を多いに湧かせていただいた。タレントとしても一流か。

第2部の御手洗教授の講演「生活習慣病、高血圧と腎疾患」は素人にも判りやすいスライドをつかって、高血圧、腎臓病について、更に広くメタボリックシンドロームから生活習慣病の予防対策までお話いただいた。大変に好評でした。

第3部の医療相談には熱心な質問者が10名を越え、中にはきっちり資料持参で質問された方も見受けられた。市民の生活習慣病始め医療に関する関心の高さを身にしみて感じた次第である。

第1回ということで執行部並びに実行委員会は戸惑うことも多かったが、結果として大成功であったといえる。

県医師会事務局の5名のスタッフの協力を得て対外交渉、新聞への折込みチラシ配布など不慣れな事務折衝がスムーズにいったのが今回の成功のみなもとで あった。

 

実行委員会のメンバーは以下の如くです。:

委員長  安田副会長。

実行委員--漆原、松崎、松本各副会長。高沢、佐藤、三好、榛沢、島津、榎本、土屋、末次各理事。

 


会場風景-1   来賓挨拶のさいたま市長 相川宗一氏 



県民健康センターの大ホールは、三階席まで、埼玉市民や会員でほぼ満席となりました。


ピーターさんのパフォーマンス


「生活習慣病としての高血圧・慢性腎疾患」を講演中の御手洗哲也先生